カビの胞子は目に見えない大きさですが、カビの発生している場所で胞子を吸い込むことにより体の不調を引き起こす原因になるため、注意が必要です。ここでは家の中で発生しやすいとされるカビの種類と特徴について説明します。

 

家の中で見られるカビの種類と特徴

カビ◎コウジカビ / ススカビ:湿度の高い畳や押入れなどに発生します。

◎黒カビ(クロカワカビ):水まわりや窓のサッシや木枠など、湿気が多いところや結露しやすい場所に発生します。

◎青カビ:古い野菜や果物に発生するカビで、食べると食中毒を起こす危険性があります。

 

体への影響など

くしゃみカビの胞子が肺にはいりこむことによって起こる症状は鼻水、くしゃみ、咳、微熱など風邪の症状に近いものですが、起床時に症状が現れるのが特徴で、〝カビ過敏症〟と呼ばれます。ハウスダストやダニなどと同様のアレルギー反応やじんましんなどを発症することもあります。重症化すると肺炎になる可能性があるとされています。

(※カビによって発症する可能性のある病気:カビ過敏症 / 過敏性肺炎 / 副鼻腔真菌症 / アトピー性鼻炎 / アトピー性皮膚炎 / 気管支喘息 / 水虫 / タムシ / 角膜真菌症 / カンジタ症 / アスペルギルス症 / 黒色真菌症)

 

カビくさいと感じる時って?

カビ臭さの原因はカビが増える際にでるフンが原因だといわれています。このため、カビ臭さを感じた際には周りでカビが活発に繁殖しているということになります。






 

起床時に痒み・喉の痛みなどの症状がでたら

起床時にアレルギー症状が出る場合はカビの胞子が原因である可能性があります。
カビの胞子は目に見えませんが湿度が高い時期や結露の多い季節はカビの活動が活発になりやすいため、胞子を吸い込んだり、粘膜や喉、皮膚などに胞子が付着することでアレルギー反応がでることがあります。
そのような場合は原因になりそうな場所を掃除したり、エタノール除菌を徹底するなどの方法で対処する必要があります。(※別頁)

 

カビの退治+漂白

カビの菌はエタノールで完全に死滅させることができるため、カビの拡散を手っ取り早く防ぐには消毒用エタノールのスプレーがもっとも有効だといえるでしょう。ただしそれによってカビの黒ずみを取り除くことはできないため、黒ずみを取り除きたい場合はカビ退治用のスプレーなど漂白成分が含まれているものを使用します。漂白剤を使用する際は塩素系・酸素系を使い分ける必要があります(※別頁) 次亜塩素酸で空気をあらう・・とか最近はやってますが次亜塩素酸水ではカビはむずかしいかもですね。

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